この記事では、子育てに必要なものをふるさと納税を利用して賢く手に入れる方法を知りたい方におすすめ!
- ふるさと納税をしてみたいけど、どういった制度かお悩みの方
- どういったものが返礼品であるのかお悩みの方
- 子育て返礼品でなにがおすすめなのかお悩みの方
今回の記事では、ふるさと納税を利用した子育てに必要なものや子育てに役立つものを各年齢ごとにご紹介しています。
そもそも、ふるさと納税を利用したことが無い方もいるかと思いますので、まずは、その方々向けに制度の説明をりたパパが簡潔にしています。
子育てで使用する日用品やグッズについて、どういったものが実際ふるさと納税のサイトに掲載されているのかピックアップしてご紹介しています。
今回ご紹介している返礼品については、高額なものはいっさいご紹介しておらず、平均年収のご家庭を対象に返礼品をえらんでいますので、ご参考になるかご家庭も多いかと思います。
そもそも、児童がいる平均年収って、いくらなのか想像がつかないですよね。でも、ご安心ください!
今回は、その点も信頼ある情報をもとにご説明をしています。
それでは、よろしければ最後までご覧ください。
ふるさと納税とは何?
税金関係の仕事をしている私がふるさと納税について簡単に説明しますね。
ふるさと納税とは、生まれ育った故郷や応援したい自治体に寄付をすることをいいます。
寄付された金額のうち、2,000円を超える部分が所得税の一部から還付されたり、次年度の住民税が安くなったりします。
また、あなた自身でその寄付金の使い道を指定でき、地域の名産品などのお礼の品(返礼品)もいただけるのがとても魅力的な制度です。
ふるさと納税は、確定申告を通じて、所得税を還付する方法と、確定申告を必要としない給与所得者は、5自治体以内の寄付であれば「ワンストップ特例制度」を利用することで完結し、確定申告が不要となります。
しかし、いいことばかりでなく注意点も何点かあるのでお伝えします。
- 年収や家族構成によって寄付できる金額に上限があります。
- 高所得者の場合、寄付上限額が何百万円となる場合があるため、
受け取る返礼品の価値の合計が50万円を超えるとその収入について、税務署への申告が必要となります。 - ふるさと納税とは、節税と思われる方が多いと思いますが、節税ではありません。
納税という名前がついてる理由は、簡単にいうと寄付を通じて、次年度の住民税の前払いをしているため、納税という名前になっています。 - 人気がある返礼品については、早々に受付が終了する場合があります。
※返礼品の価値は、各自治体とも寄付する金額の3割に設定されています。
例)寄付額10,000円をした場合、返礼品は、3,000円ぐらいに設定されています。
※自分の寄付できる上限金額を超えて寄付をすると、超える分は、所得税の還付や住民税が安くなりません。むしろ損をします。
※給与所得者で確定申告の必要のない人が5自治体を超えて寄付した場合は、「ワンストップ特例制度」が使えませんので、
確定申告が必要となります。
※その年度のふるさと納税に入れる場合、年度末ぎりぎりですると、年始取り扱いになり、
控除を受けようと思っていた年に控除できない場合があります。
寄付額の上限について、簡単なシミュレーションは、こちらからできますので、ご確認ください。
子育てで使用しているものの返礼品ってどういったものがあるの?
ぼくたちの子育てで使う日用品があるよ。
ぼくたちの子育てで使うグッズがあるよ。
ふるさと納税の返礼品として登録されている商品は、いくつあると思いますか。数えてみると意外に多いです。下記に列挙してみますね。
- おむつ
- おしりふき
- 粉ミルク
- 防臭袋
- ガーゼセット
- ベビーチェア
- おもちゃ
- ベビー布団
- 授乳クッション
- 食器・マグ・エプロンセット
- 離乳食
- バウンサー
- ベビージムセット
- 抱っこひも
- ベビーカー
- 出産祝いセット
- 自転車
- 絵本
- チャイルドシート・ジュニアシート
- ベビー服
けっこう細かく分けてしまいましたが、調べればこんなに多くあることがわかりますね。寄付金額については、下は5,000円から上は、500,000円を超えるものもあります。寄付金額が高いとブランドものだったり、セット内容が充実していたりします。
また、子どもが新生児から幼稚園に上がる前や、幼稚園や小学校に上がった時など、そのライフステージにあわせて必要なものが変わると思います。それも大丈夫!返礼品の種類が充実しているのでご安心ください。あれもこれもと返礼品をえらべる楽しさがあるくらいです。
それでは、2人の息子を子育て中のはねママによるおすすめをご紹介します。
子ども2人の子育て中のはねママが選ぶおすすめ返礼品10選!
わたしが紹介する返礼品は、子育て世帯の平均年収をベースに考えてえらんでいますので、ご覧ください。
ご紹介する前に、子育て世帯の平均年収が気になるかと思います。下記の参考資料をご覧ください。
資料では平均所得と記載がありますが、おそらく平均年収のことを指していると思いますので平均所得を平均年収と読み替えて読んでみてください。
児童のいる世帯の1世帯当たり平均所得金額の年次推移
(引用:2021(令和3)年 国民生活基礎調査の概況)
直近の令和3年の1世帯当たりの平均所得は800万円を超えています。この800万円超の数字には、高所得者も入っているので実際の中央値はというと、下記になります。
(引用:2021(令和3)年 国民生活基礎調査の概況)
どうですか?平均所得金額が約560万円という数字になります。こちらを手取りにすると年間約420万円で月々約35万円となります。この平均所得金額をふるさと納税の早見表に当てはめると下記になります。
(引用:さとふるの早見表)
損をせずに寄付できる金額は、お子様のご年齢にもよりますが、約39,000円~68,000円が上限となります。
実際に、ご自身のお子様のご年齢を当てはめて寄付してくださいね。
※所得控除が多い方はそれを考慮して寄付する必要がありますのでご注意ください。結構、計算が複雑になりますよ。
この金額内でわたしがおすすめする返礼品を10選紹介しますね。
0歳から9歳まで各1つずつ紹介します。
【0歳児】
新生児の時期におすすめするのは、やっぱり「オムツ」です。新生児の肌は繊細なため、トイレするたびに交換する必要がありますよね。また、オムツかぶれなどもあるため、肌に優しいものが一番です。割高な気分になりますが、かぶれたりするとほかのお手入れグッズにお金がかかってしまいます。パンパースは、やわらかいうんちによる漏れが少なかったことや、吸水性が高いので服までしみにくかったため、わが家では愛用しておりました。
なので、こちらの返礼品をおすすめです。返礼率は約30%のものになります。
【1歳児】
1歳児になると、お子様を連れて外出する機会が多くなるかと思います。ベビーカーで移動できるところはいいですが、人が多かったり、道が狭かったりするとベビーカーが不便になるところもありますよね。そういったときに便利なのが、「抱っこひも」です。
今の抱っこひもは、旦那様も使用しやすい大きさになっていたり、身体の前や後ろにとどまらず、スリングになるものもあります。
今回ご紹介している返礼品は、なんとマザーバッグにもなるすぐれものなので、とても重宝します。おすすめです。
今回の返礼率はというと約28%のものになります。
【2歳児】
2歳児になると、ひとりで歩いたり、走りまわったりと活発な時期になりますね。
この時に、バランス感覚を養うと運動神経が良い子に育ちます。
このバランス感覚を養うのにおすすめなのが、今回ご紹介する「キックバイク」です。
2歳児には、まだ早いと思われる方もいるかと思いますが、わたしの息子2人とも2歳児の間に乗りこなすことができました。
唯一、ブレーキのにぎるつよさだけが2歳児の間に習得できませんでした。
ですが、平坦の道では足けりのスピードですので、足をついたら止まれますので、ご安心ください。
これを2歳児のうちに乗りこなしておくと、コマつき自転車にうつったとき、ペダルをこぐ練習を何日かするだけで、ペダルをこがないと進まないということを子どもが理解します。
理解したら、もう乗れたも同然です。
理解した段階でコマを外し、公園などの広場でこがしてみると2~3回こいではとまってこいではとまってをすると数時間もしないうちに乗れてしまいます。このキックバイクをはさまずにいきなり自転車にいく子は、こけてすりむいてケガをしてもう嫌だとかいいいだして、結果的に乗れないという子になる可能性があります。
ぜひ、この年齢で手に入れて与えてみてくださいね。
ちなみに今回のこの商品の返礼率は約20%になります。
【3歳児】
3歳児にもなるとチャイルドシートでは窮屈になってくる子や寝ころんで車に乗りたがらない子どもも多いと思います。そういったときに次のステップとして登場するのが「ジュニアシート」になります。
こちらの商品は、対象年齢が1歳ごろ~11歳ごろとなっておりますので、約8年間使えますね。背もたれ付きの状態で約6歳ごろまで使え、それ以降は、背もたれ部分を外して11歳ごろまで使えます。チャイルドシートみたいに重たくないので、ママさんだけでも簡単に持ち運びできます。
こちらの返礼品の返礼率はというと約33%のものになります。
【4歳児】
4歳児にもなると、言葉も少しずつですがはっきりと発することやこちらの言っている言葉がわかってくる年齢になります。また、手さきが器用に動かせることが多くなることから、自分でいろいろなことにチャレンジしたりする年齢です。
そこでおすすめなのが、レール、スロープ、ブロックを組み合わせてビー玉を上から転がして遊ぶ「たまころこーすたー」がおすすめです。
最初は、小さいコースもひとりで作ることができないので、親が一緒にコミュニケーションをとりながら作ってあげる必要があるかと思いますが、これはこれで親も楽しみながらできますね。
完成して、ビー玉をころがしてゴールにむかってころがっているのを見ているときの子ども表情は、「びっくりしたような顔」をしていますが、ビー玉受けまで無事到達すると「びっくりしているような顔から自然とかわいらしい笑顔」にかわります。このように表情の変化をも楽しめるこの知育玩具は、ステキです。
この返礼品の返礼率は、約20%ぐらいです。
【5歳児】
5歳児になると、4歳児以上に手先が器用になり、自分でブロック等を使ってなにかしらのものを作っていけるようになります。
今回ご紹介するのは、「PBLOCK(ピーブロック)900」で、4歳児に紹介した返礼品よりいろいろな形をしていたり、大きさが小さくなっていたりします。
最初は、親が見本を作ってあげたり、一緒にひとつのものを作ってあげたりが必要になりますが、回数を重ねていくと自分でいろいろなものを作り上げるほど、想像力が鍛えられます。
また、作り上げたものに対して、親は「すごいね~」などほめることを忘れないでくださいね。
そうすることで達成感ややりがいが身につき、感情が豊かな子どもに育っていきます。
こちらの返礼品の返礼率は、約30%になります。
【6歳児】
6歳児になると、幼稚園の年調さんということもあり、かなりの理解力がついているかと思います。
また、幼稚園でのお遊戯や外遊びなんかでも、ルールがある遊びなどが多くなってきているのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは「ぼけない君」です。商品名を見るとお年寄りのぼけ防止のための商品と思われるかもしれませんが、そうでもありません。
簡単にルールをお伝えしますと、ビー玉で隣にあるビー玉を飛び越えると飛び越えられたビー玉は、下のビー玉のたまり場へいどうすることになり、最後に1個残った方の勝ちというゲームです。
話している内容を理解できるようになったこの年齢にとってこちらゲームは、とても楽しくできるはずです。
また、老若男女問わずできますので、里帰りしたときなど、おじいちゃんとおばあちゃんと一緒にされてはいかがでしょうか。
とても楽しい時間と皆様の笑顔があふれかえると思います。
こちらの返礼率はというと、約27%の返礼品となります。
【7歳児】
7歳児になると、コマなし自転車に乗れる子どもも多くいるかと思います。そして、この年齢になるとジェイボードやキックボードなどをする子どもも出てくるのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、「一輪車セット」になります。
二輪に乗れる子は、次の段階として一輪にチャレンジをしてみてはいかがでしょうか。
タイヤが前後にあるのと、タイヤがひとつなのでは、バランスのとり方が全然異なります。
また、一輪車は、体幹を鍛えるのにもってこいです。
スピードに関してもブレーキがないため、すべて自分でペダルをこぐ速さなどを調整しなければなりません。
そのため、あれもこれもと同時にすることを考えなければならないため、そういった知能が鍛えられます。
こちらの返礼率は、約27%になります。
【8歳児】
8歳児になると、身体を使った習い事や、学校の休憩時間でボールを使った遊びが多くなるのでないでしょうか。
今回ご紹介するのは、「ほぼ日のアースボールPLAY」というサッカーボールになります。
ただのサッカーボールでなく、専用アプリでボールを読み取ると、読み取った国々の情報がアプリに映し出されます。
そうすることで、サッカーボールとして蹴って遊ぶ以外にも、地球儀としていろいろなことを調べたりもすることができます。
家族で一緒に調べながら世界旅行をしてみてはいかがでしょうか。
こちらの返礼率は、約13%の返礼品になります。
【9歳児】
9歳児になると、親と一緒にするより子ども同士で遊ぶ機会の方が多くなってくるのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、「ハコトイ・リバーシ・スクエア&デコボコセット」になります。
丸の形の白黒リバーシ(オセロ)は、みたことが多いと思います。
こちらはというと、木でできた八角形の形をしたリバーシになります。
この年齢にくるまでに白黒のリバーシは、ご家庭で遊んだことがある子どもが多いのではないでしょうか。
子どもたち同士でリバーシをしたり、ルールを知らない子がいた場合も、リバーシは、ルールじたいが簡単なため、したことがない子どもにも、したことがある子どもが教えられる年齢になっています。
インプットしているものをアウトプットするのにちょうど良い商品かと思います。
こちらの返礼率は、約35%の返礼品となっています。
以上、厳選したおすすめ10選をご紹介しました。
どうですか。気になった返礼品は、ありましたでしょうか。
まとめ
今回の記事では、りたパパによるふるさと納税の制度について、どういった制度内容であるか説明させていただきました。
またこの制度を利用して実質2,000円で子育てに必要なものが手に入れるという賢い方法を記載しました。
そして、はねママによる平均年収のご家庭を対象に、お子様のライフステージに合わせたおすすめな返礼品をご紹介しました。
参考になった返礼品は、ありましたでしょうか。
ご紹介した返礼品以外にも、もっと詳細に分けた記事を今後ご紹介していきますので、乞うご期待くださいませ。
必需品を実質2,000円で手に入れ、節約したお金で家族の笑顔があふれるものを手に入れてくださいね。